ワイナピチュ山登頂！

マチュピチュ遺跡の西側にそびえるワイナピチュにガイドさんの計らいで登れることになりました^^

見ても分かるとおりとっても急な山なので、体力に自信がない人は添乗員さんと一緒に太陽門へ。

午前中は二手に分かれて行動になりました。

ワイナピチュ山とは

マチュピチュ遺跡はケチュア語で年老いた峰を意味するマチュピチュ山と、若い峰を意味するワイナピチュ山に挟まれている。

を刺すように切り立つワイナピチュ山は急斜面過ぎてとても登れるとは思えない。

しかしインカの時代には見張り台のような役目を果たしていたと考えられ、今でも斜面に往時の登山道が残されている。

ワイナピチュには入場制限があるから注意が必要。6～7時に200人、10～11時に200人しか入場できせん。
整理券はマチュピチュ遺跡の入り口で先着順に配られ、確実に登りたいならオープンと同時に並ぶぐらいの気合が必要（笑）
入り口の門が開く7時前にはすでに登山者の列が出来てることも！

ワイナピチュ登山スタート♪

入り口でノートに名前と入山時間を書いて、いざ出発♪

はじめは緩やかな上がりと下りが続き、15分ほど行ったところから急に勾配がキツクなります。

ワイナピチュは標高2700ｍ。マチュピチュ遺跡との差は約300ｍ。

しかし細い山道と石積みの階段を登るのは思いのほか大変です。

きちんとしたトレッキングシューズが必要ですね。あと、鎖を掴んで登ることも多いから、軍手は必須。私は忘れてしまって手が痛かったです^^;;

ロープを使ったり、手でよじ登ったりして進んで行くと、徐々に景色が開けてきます。

頂上手前の撮影スポット♪
普通に座ってるけど、下はスパッと崖なので、足がすくんでますｗ

左にはマチュピチュ遺跡、右下にはウルバンバ川。
雲がかかっててクリアじゃなかったのは残念だけど、逆にとっても幻想的な感じでした。

こうやって上から自分も入るように撮ってもらうといいかも^^

斜面を蛇のようにはう「ハイラム・ビンガム・ロード」が一望。

ちなみにこのハイラム・ビンガム・ロードは、遺跡発見者のハイラム・ビンガムさんに敬意を表して名づけられた名前だそう。そのまんまですね（笑）
マチュピチュ遺跡に行くにはこの道をバスで約25分かけて登っていきます。

頂上付近の段々畑では、腰下ろして景色を眺めたり休憩できたりします^^

それでは最後の難関、頂上への洞窟くぐりです^^;;

段々畑のところで道は登り専用、下り専用に分かれます。登りはアンデネスを迂回する右側登山道。矢印が示している通りに進むとこの迂回の洞窟を通るルートになるのです。この迂回路、すごく狭くて足元は滑りやすく危険。

岩をくぐったり岩に手を付いたりしてたら、リュックも手も真っ黒になってしまった^^;;

何度も言うようだけど、軍手は必須です^^;;

出発から1時間10分。ワイナピチュ山頂到着～

ガーン。
見てのとおり、山頂からのマチュピチュ遺跡は雲に隠れて見えません～（涙）
ほんとだったら素晴らしい景色が見られたはずなのに～。とっても残念。
まあでも、山頂のすぐ下で雲の切れ間からマチュピチュ見れたし、それで良しとしなくちゃですね。

山頂は一面岩場になってます。そしてその岩場には真っ黒いアブぐらいの虫がたくさんへばりついてました(>_<)
景色も悪かったし、虫が怖くて5分と居られなかった^^;;
それでも欧米人はへっちゃらなんですねー。岩の上で大勢の外人さんが寛いでいましたよ。（・・・。今考えると、あれは寛いでたんじゃなくて、雲が切れるのを待ってたのかも？！）

登りも急で大変だったけど、下りは下が見えるので足がすくみそうになるぐらい怖い！！

このように階段のピッチが細い上に急なので注意しながらゆっくり下ります。

山頂から急な階段を下りたところにある2階建ての建物は貯蔵庫だったそう。

こんな急な斜面にどうやって建てたのが・・・。考えただけでぞっとします。

登山中、ツアーメンバーの中で先頭を歩いていたおじさんとおばさま。2人とも1人参加で、おじさんは60代前半、おばさまはなんと69歳！！

2人とも若者に負けない体力でサクサク登っていてびっくりしました。話を聞くと、おばさまは、世界のウォーキング大会とかに参加しまくってるそう。お金持ちやん。（笑）
70歳前にワイナピチュに登るのが夢だったそうで、本当にすごく感激してました^^
私も60代70代になっても、何かに挑戦できる人でありたな～と思ったのでした。それと、老後までにお金持ちにならなきゃだわねｗ

下りでは少しスピードを落とし、景色を堪能しながら歩きました。

可愛い高山植物も咲いてましたよ^^

頂上から1時間10分。入り口ゲートに戻ってきました！

下山時刻をノートに記録して登山終了♪

無事帰ってこれて本当に良かった。←これ大げさじゃなく途中何度もヒヤッとする場所あるんですよね。

ワイナピチュでは毎年のように滑り落ちて大怪我を負う観光客がいるんだとか。だから入り口小屋で名前と入山・下山時刻を記録しているみたい。

現に私たちが登った日、午後から登った同じ旅行会社の別のツアーの女性が、転落して顔に大怪我をするという大事故が起きてしまいました。でも現地ガイドさんは「命があっただけでもラッキーだよ」って言ってました。うちのツアーの添乗員さんも一緒に大慌てで対応してたけど、その後どうなったのか心配です。

なのでくれぐれも足元には注意して、景色もいいけど気を取られすぎないように、ゆっくり登ってくださいね^^
気をつけて登れば、最高に素晴らしい景色が見られますよ^^
ワイナピチュは本当に登って良かったです♪

■ペルー・マチュピチュ旅行持ち物リスト（重宝したグッズ）

【ピックアップ】
軽量コンパクトステッキ！

シャフトはアルミ製で軽量、折り畳み式でコンパクト。日常のウォーキングからハイキングや登山まで、背丈や利用形態に合わせて5段階に長さ調節できる折りたたみ式ステッキです♪

サンクチュアリロッジでビュッフェランチ

マチュピチュ遺跡入り口のサンクチュアリロッジにてビュッフェランチを堪能♪

下山後のビールは美味い^^　お値段は3ドルでした。

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